記者 三山熊裕 報道
夏が来ると、冷たいシャワーなど寒いものが好きな人が多いですよね。
暑さで蒸散しばしば汗をかきます。ぬるぬるになった体は、この際、冷たいシャワーを浴びた方が気持ちがいいでしょう。なお、この快適さはおすすめできません。
暑いと体表の血管が膨張し、冷たい水に急に触れると血管が収縮し、心脳血管を傷つけやすくなります。特に高血圧などの基礎疾患を持っている人は、冷たいシャワーが特に事故を起こしやすいです。
また、冷たい水で洗うと体の熱が逃げられなくなり、熱中症にもなりやすくなります。
夏場の入浴にはぬるめのお湯を使うと、水が蒸発して熱が自然に奪われるので、ちょうどいい涼しさになります。
シャワーのときに気をつけたい3つの細かいこと
- 泡を立てからシャワーをする
バブルの役割は、体の表面にある汚れを浮遊させることで皮膚から離れやすくなります。泡が多ければ多いほど汚れも多くなります。
シャワーを浴びるときに、ボディソープを絞って体に擦り付けてから水で洗い流すという人が多いようです。これでは泡があまりできず、使用した体の洗浄量が増えてしまい、洗い流すことが困難になります。
実際、ほとんどのボディソープにはある程度の発泡剤が含まれており、適切に使用すると、肌をよりきれいにするために多くの泡を簡単に作ることができます。
- シャワーはあまりきれいに洗わなくてもいい
強くこすることで、体がきれいになるのではないかと考える方もいるでしょう。
そんなことはありません。強くこすりすぎると、肌表面の角質層などの「保護バリア」が破壊されやすくなり、乾燥肌の原因となり、水分損失で肌荒れを起こす機会が増えます。
- シャワー中に鍵を開けたままにしておきましょう
シャワーを浴びることはプライベートなことであり、ほとんどの人はシャワーを浴びている間はドアをロックすることに慣れています。それは特に高齢者にはあまりお勧めできません。
高齢者は体が弱く、バランスが悪く、心臓病や高血圧などの高齢者の病気に悩まされている方が多く、加えてトイレのスペースが狭く、閉まっていて熱く、床が滑りやすく、様々な危険な状況に陥りやすいです。
高齢者が浴室のドアをロックしてしまうと、しばらくドアロックが開かないため、タイムリーな助けを得るのが遅れてしまいます。
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